2006-12-25

メリークリスマスだよ、全員集合!


きそぞうです。

1日で3人、目撃!

1人目。近所のゼブンイレブンでレンジ待ちしていると背後に赤い影。
どうも、と一言。すっきりした笑顔で、後方に荷物ボックスがついた
原チャリで颯爽と甲州街道に配達に行かれました。最近のサンタは
すべてがコンビーニエントだな、と思いました。

2人目。渋谷のパルコ前の交差点で信号待ちしていると急ブレーキ。
タイヤをコスった音の先を見ると、トナカイがハンドルを握り、サンタは
後ろからしっかり抱きついてます。プレゼントの袋はナシ。上着のみ正装。
下はスカート!?どうやら秋葉原から来られたようでした。

3人目。渋谷タワーレコード5階、閉店直前。エスカレーターを駆け下りる
激しい音と同時に楽しい歌声というか大声モノローグする方が、こっちに
突っ込んで、と、テープ逆回転のように正面向いたまま即座にバック、また
ガンガン階下へ。キース・ヘリングそっくり。サンタ、だと思います。

あ、アタマはもじゃもじゃだった。生ウォーリーが出てきたかと驚いた。
...メリークリスマス!渋谷のツリーは、どれもなんだかパっとしません。
というわけで、ちょっとずれた初台にあるツリーです。キレイでしょ!






今じゃ、すっかり、どんよりされた筑紫哲也氏がちょびっとトンがって
編集長をされていた頃の「朝日ジャーナル」の最後の読者だった20年ほど前
注目の若手アーティストとして紹介されていたのをよく覚えています。

前回の池袋西武での大回顧展に何回も通い、それこそ目に焼き付けるように
追っかけて、忘れようとして、でも、それは無理でした。一人の画家が
ここまでの作品を生み出せることに、ただ愕然とするのみです。そんなこと
何回も同じ作家から受けるなんて、スゴ過ぎますよ。

約1100ページ、6kgで1冊。本という枠組みを超えた、まさに前代未聞、
空前絶後の展覧会カタログを予約。ようやく足を運んだ展覧会の会場では
なんとも気恥ずかしかったのと、つい先日お財布なくして懐が寒かったのを
理由に黙って会場を後にしましたが、やはり、何度でも立ち尽くすことは
必要であろうと、ナディッフ分店@初台に向かったのでした。

新聞配達の兄ちゃんが、明日もがんばって配達しよう、と思ってくれたら
いいね、なんだかよくわからなくても俺の絵を見てさ、、、ってなこと
言ってたっけ。サンタクロースじゃん。「大竹伸朗 全景 1955-2006」は
一月に刊行予定です。クリスマスと正月がいっしょにやってくるでしょう。

元気になって良かったぁ、加トちゃん、ぺッ!

2006-11-14

ダブって、ダブられて


今週末から。来週末にも。



【18日/土】"shuttle-1" ライブ演奏 (高橋智之 - 電子音 ・ 浦田真由子 - 打楽器) 
【19日/日】"georama" 影絵公演  (高橋智之 - 作・音 ・ 藤野真由子 - 切り絵)
【25日/土】"georama" 影絵公演  (高橋智之 - 作・音 ・ 藤野真由子 - 切り絵)

【18日/土 19:00~】"shuttle-1"(高橋智之 - electronics・浦田真由子 - percussion) 
【19日/日 17:00~】"georama" (高橋智之 - story,sound・藤野真由子 - cutworks)
【25日/土 18:30~】"georama" (高橋智之 - story,sound・藤野真由子 - cutworks)

【18日/土 @ Cafe FLYING TEAPOT (江古田)】"shuttle-1" (高橋智之・浦田真由子) 
【19日/日 @ shop + gallery FALL (西荻窪)】"georama" (高橋智之・藤野真由子)
【25日/土 @ shop + gallery FALL (西荻窪)】"georama" (高橋智之・藤野真由子)

【18日/土】"shuttle-1" (行ったり来たり繰り返す:音楽ユニットのライブを演ります)
【19日/日】"georama" (「doppelganger」二重に出歩くもの:影絵ユニットの公演です)
【25日/土】"georama" (「doppelganger」二重に出歩くもの:影絵ユニットの公演です)



---------------《 映画監督・上馬場健弘さんの作品上映会 》---------------



『映画上映 + LIVE 上馬場健弘 + 高橋智之』

2006年11月18日 (土) 19:00~
2006年11月19日 (日) 17:00~
¥1,000 (+1drink order) 出入自由
※18日のチケットをお持ちの方は19日ドリンク代のみで入場可

【18日】

「保存液」(2003年 40分)
「ゴールデンタイム」(2006年 25分)
"shuttle-1"

【19日】

「保存液」(2003年 40分)
「ゴールデンタイム」(2006年 25分)
「神無き土地」(2002年 70分)
"georama"

◆ Cafe FLYING TEAPOT(江古田)03-5999-7971 練馬区栄町27-7榎本ビルB1
  (西武池袋線「江古田駅」徒歩5分、都営地下鉄大江戸線「新江古田駅」徒歩10分)
  

-----------------《 陶芸家・比留間郁美さんの作品展示会 》-----------------



『TROU 比留間郁美 陶芸展』

2006年11月25日(土) 18:30~
\1,500 (+1drink order)

・比留間郁美(陶芸)
・Combo Caribe(スティールパン)
・ゾフスキーズ + シミズギリコ
・ジオラマ

◆ shop + gallery FALL(西荻窪)03-5856-0522 杉並区西荻北3-18-10-#102
(JR中央線「西荻窪駅」徒歩2分)



さて、いったい、いくつ、ダブっていたでしょう???

2006-10-17

さぁ、召し上がれ!

← 昨年のライブ

発送業務、ようやく済みました。これで後はバッチリ決めて
くれるでしょう!

アイデアをまとめて、ルールを作って、目に見える形に起こして、
デモの音を録って、お手紙にして、みんなに送る。
この間、約2ヶ月。自分の仕事はここまでで、ほぼ完了です。

あとはメンバーのみんなが奏でる音に耳を澄ませていただいて、と。
当日それがどんなものになるのか、まったくわかりませんが、
かなり面白くかつ不思議なことが起きるのは必至です。

ということで、ほぼ1年振り。行雲流水がライブを行ないます!
全曲新曲の1年に1回の1発勝負。さて、お立会い。
ちょっと肌寒くなってきた人肌恋しいこの季節にはうってつけ
ほんわかぬっくい音になる予定です。どきどきします。

では、みなさま10月22日の日曜日、西荻窪でお会いしましょう!

ヤマダ音楽プロダクション主催
<cookin'「食卓」リリース記念イベント>

2006年10月22日(日)
開演:15:00~18:00

出演:
cookin'

梅原ヨシヒロ

行雲流水

料金:1,500円(1drink込)
会場:西荻窪 Atelier Kanon (03-5938-1870)
杉並区西荻北4-15-13(JR「西荻窪駅」北口より徒歩7分) 

2006-10-16

おーい、チャチャチャ!


きさぞうです。

sonar sound tokyo 2006行って来ました(1週間前)、くたびれました。
なぜに夜通しのイベントにするのでしょう。若者たちがバタバタと
通路に崩れ落ち、さながら難民キャンプ状態と化してました。

みんな縦に飛び跳ね過ぎだと思います。あれじゃ脳がカタカタ、
頭と首が緊張しちゃいます。もしくは、じーっとし過ぎです。
あれじゃ腰が落っこちて眠くもなります。もっと横に揺れたら
カラダ全部がゆらゆらしてキモチいいのにぃ。

会場でひさしぶりに出会った、うら若きスタッフの乙女たちも
たいへんヤツレている模様(オツカレサマ、直ちゃん、まぁちゃん)。
でも彼女らの努力があって、このようなイベントは成立し、
みんな跳ねたり、座りこんだりしているんだな。

いったいどこがアドバンスなんだ(タイトルにそうあります)という
旧態依然としたものと、はたまた行き過ぎちゃってるのか、もはや
なんでもなくなっちゃった、だらけたものが多いなぁ、と勝手な
感想を漏らしつつも、さすがのパフォーマンスもそりゃ、ありました。

DJ HELLは全身のパーツを再点検作業させるかのようなピンポイント
光線を発射してたし、セニョール・ココナッツは上下前後左右へと
くまなく泳がせてくれ、コリもハリもすっかり解消です。

でも、どうせだから大きな声も出したら、カラダの内側までキレイに
なるだろうし、じゃんじゃん歌えばいいのに、超ド級のメジャー曲
ばかりじゃないですか、マイケルにシャーデー、ディープパープルに
クラフトワーク、そして世界に誇る我らのYMOですよ。曲を知らない?まさか!

だって「ongaku」なんてバッチリ日本語でキメてくれたんだから
ここはもっと大合唱になってもいいんじゃないでしょうかねぇ。
カエターノのライブのように、とまでは言わないですが、そうそう
新譜出ましたね、2年ぶりの。あ、オーネットも、10年ぶりかな。
わ、20年ぶり!のシャルロットもカッコ良すぎだ。おっと、脱線。

しかし、こーやって一つのユニットが、様々なアーティストの楽曲を
演奏すると、このYMOの曲の持つなんとも言えない憂いさというか、
独特の、敢えて言うけどニッポン的な響きにあらためてジーンときます。

それぞれたった1曲ずつのボーカル&マラカスの参加だった
細野氏高橋氏のぜいたく極まりない登場も、その飄々とした
お二方のご様子からYMOは伝説などではなく現役バリバリなのだと
実感させられました。

今回の編成はドラムが減った分をマエストロ、アトム・ハートが複雑怪奇な
powerbookワークでカバー、管はトロンボーンが加わり、ローの厚みが
グっと出ました。

ただし「simoon」のあのメロが、PAのディレイリヴァーブ処理がまずくて
せっかくのトロンボーンのハンドワウ効果が損なわれたりと、もったいない面も
多々あったし、アンコールまでノンストップなリアルダンスミュージックに
本来なら歌って踊って大騒ぎのお楽しみも、さすがにスタートが深夜3時近くて
この時点で、くたくたのオーディエンスにはさすがにちょっと酷だったのかと。

地球の裏側からやってきた彼らにとっては(ホントはあちこちツアーしてた)
やりやすい時間だったろうけど、ニッポンでライブやるんだし、もっともっと
大盛り上がりになると思ってたんじゃないだろうか、とおもんぱかると
ちょっと悪いなぁともなりますが、そうは言ってもオイラは1年半ぶりの
セニョール・ココナッツ一点買いですから、この時間だけは自然に腰が
スィングしちゃう歓喜のひとときで、あとはくったりしていたらいいわけで
なーんの問題もありませんでした。

てなわけで、ぜひ次は単独でお越し下さいっ!!!

「coconutcount.mp3」

2006-10-06

予習と復習(+ママ引用)


きさぞう です。

秋の長雨とは言いますが、外はすっかり嵐の様相。短期決戦で
明日は晴れ、ならうれしいけれど、も少し”おしとやかに”
しとしと降ってくれりゃいーのに。。。

しかーし、やはり週末は爽やかな秋晴れの運動会日和を希望です。
なんてったって1年半ぶりにヤツらが帰って来るのですから!
なので、今日一日で、すべてきっちりしぼり出すのも可とします。
にしてもビショ濡れだっ。

ちょうど2週前の「笑っていいとも」の名物コーナー(この言い回し!)
「テレフォンショッキング」のゲストは高橋幸宏氏。
まずは恒例の、電報をご紹介、で、のっけからまさかの展開。

「トウキョウ デ アイマショウ」by アトム・ハート (!!!) 

そもそも、幸宏氏がタモリさんに自身の新作と合わせて
セニョール・ココナッツ「Yellow Fever」を渡しつつ、の
話からスタートって展開に何かあるぞ、とは思ったが、まさか
「いいとも」に電報を打ってくるとは!しかも"クリスタルDENPO"って!!

終始、釣りの話で盛り上がるご両人だったが(川釣りで熊と会う、とか)
コーナー冒頭の出来事は、間違いなく歴史的重大な事件であって、
釣りどころの騒ぎではないのだ。

というのも、今からざっと、ん十年ほど前、月刊アイドル雑誌「明星」と
「平凡」のどっちかの付録の小冊子に”私の宝物を紹介”的な特集号が
あった。当時のアイドルたちの中に混ざって、どーゆーわけだかタモリさん。
(他にも、マーチンD-45が宝物、と、あのねのねなども)

で、そのタモさんの宝物は、自身がフィールド・レコーディングをした
「姉のトイレ」(!:確かこんなタイトルだった、ジャケも自作)とか
ピンポン録音でカットアップコラージュを駆使したカセット作品群だった。

「オールナイトニッポン」での、NHKニュースをズタズタに切り貼りして
架空のニュースをでっち上げるなど、タモさんの音響マニアっぷりには
(勝手にタモさんって呼ばせていただいております)、当時、小学生だった
身には、ほぼ狂ったおじさんとしか映らなかったが(アイパッチだったし)
振り返れば、タモさんこそ最初のhiphopアーティストで、レコーディング
エンジニアリングを意識させてくれた人で、真のカルトヒーローだったのだ。
(無論、自分にとってのだが)

その親愛なるタモさんが、アトム・ハートの電報を読み上げる!
トランペットとハナモゲラ語を四ヶ国語で乱射しまくる奇人が
ソングとトラックを縦横無尽に切り結ぶ魔人の名を呼んだのだ。
ラテンでYMOを、と言う幸宏氏の説明に、へぇ、としか言わなかった
タモさんだったが、25周年(!)の「いいとも」で、この高橋幸宏氏の回は
オイラの音楽史のミッシングリンクとなり得た瞬間だった。

というわけで、高橋幸宏氏、アトム・ハート率いるセニョール・ココナッツ
一堂に会しましての、sonar sound tokyo 2006 開催です。
どうせならタモさんもトランペットで、そしてご家族の哀しみを乗り越えて
コーネリアスも2日目にも参加してくれたら(勝手に希望で)、うれしいなぁ。

さっそく明日は、伊東さんと進くんのOptrumです。最近お会いしておりませんが
お元気、でしょうね!そして日曜は、これまた昨年の同会場で観た以来、
テノリオンの進化が気になりますの岩井俊雄さんもぜひ。いまだにワンダースワン版
使ってます。そしてそして、幸宏氏で、セニョール・ココナッツで踊りまくったら
最終日はヤンさん登場です。「フォーエバー・ヤン ミュージック・ミーム 1」を
読みながら em records のCD達で検証するのが、最近の楽しみです。
だってお次はaliciaがあるしね。

まだまだ暴風雨が収まる気配はありませぬが、てるてるぼうずを作って明日からの
楽しい週末に備えましょうだぞう!

チャオ、アミーゴ!!!

++++++++++++++++++++++++++++++++++

以下、2005年の5月に書いたものより。。。

というわけで、今年は「日韓友情年2005」だったり
「日・EU市民交流年」でもあって「日本におけるドイツ2005」
なので、このゴールデンウィーク真っ最中にやって来たのは
アトム・ハートと称する、筋肉質の締まったカラダと
コワモテ過ぎるマスクを持ち合わせたドイツ人。
でも、在チリ from サンチャゴ!!

思えば下北沢の伝説の店、カルト・バー=ガラクタ飲み屋=
ライティングされた物置、、、だった「スリコミ屋」(ホントは
ちゃんとした名のある店だが)で、マスターH氏と二人っきり
アトム・ハート率いるセニョール・ココナッツの2枚目を
何度繰り返しターンテーブルに乗せたことか。

メレンゲなクラフトワーク流れる中、ヴィブラフォンを
買うとか、借りられる場所があるのだとか、カレーはウマい
じゃなくて効くかどうかだ、いいカレー食うとカラダの
悪いところが痛くなるんだ、下北沢の若い連中は金がないだの
金を払わないだの、夜な夜な繰り広げられる真実と虚偽も
マサラな客の話も、つまみはセニョール・ココナッツだった。

そんな想いをはせながら、渋谷のムラムラ坂道のド真ん中のハコ
地方から遊びに来たムラムラな(たぶん) 若人に囲まれる中、
総勢7+1名のプレイヤーたちの本気ラテン度全開っぷりに
フロアは老いも若きもオスもメスもいっしょくたの
汗も汁も液もほとばしりまくりだくだく状態となっていた。

ボンゴ、コンガ、ティンバレスを自在に行き来する
パーカッションは立ったり座ったりめまぐるしい運動量、
小さなカラダを全力でぶつけていくベースは組み立て式の
ウッドだからバラバラになりそうだし、とにかく吹きまくりの
テナーサックスと、吹いていない時の腕組みした中に抱き
かかえるトランペットの粋な姿にシビレ、左右に振られた
ヴィブラフォンとマリンバのマレット折れるって!の力強さは
ステレオパン効果となり 脳ミソを揺さぶりまくったかと思えば
太陽もいやがるぐらいの陽気さといなたさを合わせたラテン臭
たっぷりなボーカルが歌う踊るこーるあんどれすぽんす!

マイケルジャクソン、ディープパープル、クラフトワーク、
そしてシャーデーまでもが、すむーすおぺれぇたぁー、はいっ!
ってなかんじで客にマイクを向けるなんて、いったいどこまで
ノリノリになれというのだ汗まみれ胸はだけのラテン野郎たちよ。

だが、同じステージ上の脇では、ひとりだけ横向いて、
0.1mm単位でオーダーメイドしたよなカッチリしたスーツに
ネクタイ締めて、ほんのちょびっとだけ横揺れしている男が
涼しい顔して佇んでいる。

曲ごとのスタートストップ時に、クリック代わりの2-3、3-2を
刻むクラベスやギロをパワーブックから的確すぎるキューとして
送り込み、読み取れないギリギリに口角を持ち上げることが
たまーにあるぐらいの強面なのに、なぜ、ベネズエランボーカリスト
から、ボクらの頭脳、 われらのマエストロ、と呼ばれてるんだっ。

むぅ。完璧過ぎる演出じゃないか、面白過ぎるじゃないか、今月末に
観るカエターノより前に、こんな素晴らしい演奏見せられたら
今後何も楽しめないじゃないかっ!セニョール・ココナッツ!!!
ありがとう!グラシアス!!ボクらのアトム、アトム・ハート!!!

2006-08-01

出てます

『めかくしプレイ~BLIND JUKEBOX』 松山晋也 著

ミュージックマガジン 増刊 ¥1,800

以前にこのブログでも取り上げたイギリスの音楽雑誌「WIRE」の連載企画を単行本化した「めかくしジュークボックス―32人の音楽家たちへのリスニング・テスト」(トニー ヘリントン著)への日本からの回答をこちらもおなじみ松山晋也氏がまとめたのがコレ。「STUDIO VOICE」から「ミュージック・マガジン」と連載は受け継がれておりますが、この中間報告では、われらアメフォンの試験模様をはじめ100人のミュージシャンの方々のテスト結果がバッチリ記録されております。これなーんだ?と音を聴かせ、えーとこれは...と答えるシンプルかつ奥深い問答集なのですが、さすがアメフォン、アーティストや曲名という穴埋めドレミファドン問題などサッサと片付け、響きそのものを論述するくだりは必読です。夏休みの読書感想文ネタとして、そのままCD鑑賞文にもなりますし(???)、みなさまおひとつ書店にて、どうぞ!

2006-07-25

God bless you



諸事情により大変長らく間が空いてしまいました、久々の更新はクリエイト・ファンタスティカリー・サウンドです。
Amephoneさんとフミノスケさん(Tsuki no wa)による"God bless you"という曲。

フミノスケさんの歌声を聴くといつもなぜか、夕焼け色と、水面を渡ってくる風を連想する。
あるいは、田んぼの上を吹いてきて、稲がいっせいに同じ方向へと頭を揺らすところを。
そういうの見るとなんとも言えず満ち足りた気持ちになった事を思い出します。
そんなイメージで挿絵を作りました。

最近なかなか雨があがりませんけども。
夏の夕暮れのお供に。

2006-01-29

春節なんです

2006年も早1ヶ月が過ぎようとしております。お隣の中国は今日が旧暦のお正月。
スピードを出しすぎますコケますよ、とあっちこっちで言われておりますし
我々は、ちょっとこの機にゆったりと振り返ったりしてみまして(本当は、忘れないうちに、です)
2005年のベストアルバムを紹介したこの1冊をご紹介!



「WIRE」 (2006年1月号)はイギリスから発信される『現代の音楽の冒険』雑誌です。
もちろんこれ見て、昨年リリースされたアルバム群を思い返すも良し、ですが
ぜひ、我らキャプテンこと秋山徹次氏のインタビューを読んでいただきたい。
そして他の追随を許さない圧倒的なド迫力満点の写真も見ていただきたい。
テンテンテテンテテン、キャプテンかっこいい!
好きよキャプテン!!となること必至です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000D8RWN/qid=1138512508/sr=1-13/ref=sr_1_2_13/503-9356437-5742350

ちなみに、中国国家発展・改革委員会の欧新黔・副主任の発表した
「春節」期間における帰省ラッシュは延べ20.42億人に達すると予測した、っちゅーのは
本当なんだろか??? まったくもって想像のつかない数字にクラクラなので
爆竹代わりのキャプテン爆音ブギギターで祝ってみたりしましょかねぇ。。。