← 昨年のライブ
発送業務、ようやく済みました。これで後はバッチリ決めて
くれるでしょう!
アイデアをまとめて、ルールを作って、目に見える形に起こして、
デモの音を録って、お手紙にして、みんなに送る。
この間、約2ヶ月。自分の仕事はここまでで、ほぼ完了です。
あとはメンバーのみんなが奏でる音に耳を澄ませていただいて、と。
当日それがどんなものになるのか、まったくわかりませんが、
かなり面白くかつ不思議なことが起きるのは必至です。
ということで、ほぼ1年振り。行雲流水がライブを行ないます!
全曲新曲の1年に1回の1発勝負。さて、お立会い。
ちょっと肌寒くなってきた人肌恋しいこの季節にはうってつけ
ほんわかぬっくい音になる予定です。どきどきします。
では、みなさま10月22日の日曜日、西荻窪でお会いしましょう!
ヤマダ音楽プロダクション主催
<cookin'「食卓」リリース記念イベント>
2006年10月22日(日)
開演:15:00~18:00
出演:
● cookin'
● 梅原ヨシヒロ
● 行雲流水
料金:1,500円(1drink込)
会場:西荻窪 Atelier Kanon (03-5938-1870)
杉並区西荻北4-15-13(JR「西荻窪駅」北口より徒歩7分)
2006-10-17
2006-10-16
おーい、チャチャチャ!
きさぞうです。
sonar sound tokyo 2006行って来ました(1週間前)、くたびれました。
なぜに夜通しのイベントにするのでしょう。若者たちがバタバタと
通路に崩れ落ち、さながら難民キャンプ状態と化してました。
みんな縦に飛び跳ね過ぎだと思います。あれじゃ脳がカタカタ、
頭と首が緊張しちゃいます。もしくは、じーっとし過ぎです。
あれじゃ腰が落っこちて眠くもなります。もっと横に揺れたら
カラダ全部がゆらゆらしてキモチいいのにぃ。
会場でひさしぶりに出会った、うら若きスタッフの乙女たちも
たいへんヤツレている模様(オツカレサマ、直ちゃん、まぁちゃん)。
でも彼女らの努力があって、このようなイベントは成立し、
みんな跳ねたり、座りこんだりしているんだな。
いったいどこがアドバンスなんだ(タイトルにそうあります)という
旧態依然としたものと、はたまた行き過ぎちゃってるのか、もはや
なんでもなくなっちゃった、だらけたものが多いなぁ、と勝手な
感想を漏らしつつも、さすがのパフォーマンスもそりゃ、ありました。
DJ HELLは全身のパーツを再点検作業させるかのようなピンポイント
光線を発射してたし、セニョール・ココナッツは上下前後左右へと
くまなく泳がせてくれ、コリもハリもすっかり解消です。
でも、どうせだから大きな声も出したら、カラダの内側までキレイに
なるだろうし、じゃんじゃん歌えばいいのに、超ド級のメジャー曲
ばかりじゃないですか、マイケルにシャーデー、ディープパープルに
クラフトワーク、そして世界に誇る我らのYMOですよ。曲を知らない?まさか!
だって「ongaku」なんてバッチリ日本語でキメてくれたんだから
ここはもっと大合唱になってもいいんじゃないでしょうかねぇ。
カエターノのライブのように、とまでは言わないですが、そうそう
新譜出ましたね、2年ぶりの。あ、オーネットも、10年ぶりかな。
わ、20年ぶり!のシャルロットもカッコ良すぎだ。おっと、脱線。
しかし、こーやって一つのユニットが、様々なアーティストの楽曲を
演奏すると、このYMOの曲の持つなんとも言えない憂いさというか、
独特の、敢えて言うけどニッポン的な響きにあらためてジーンときます。
それぞれたった1曲ずつのボーカル&マラカスの参加だった
細野氏、高橋氏のぜいたく極まりない登場も、その飄々とした
お二方のご様子からYMOは伝説などではなく現役バリバリなのだと
実感させられました。
今回の編成はドラムが減った分をマエストロ、アトム・ハートが複雑怪奇な
powerbookワークでカバー、管はトロンボーンが加わり、ローの厚みが
グっと出ました。
ただし「simoon」のあのメロが、PAのディレイリヴァーブ処理がまずくて
せっかくのトロンボーンのハンドワウ効果が損なわれたりと、もったいない面も
多々あったし、アンコールまでノンストップなリアルダンスミュージックに
本来なら歌って踊って大騒ぎのお楽しみも、さすがにスタートが深夜3時近くて
この時点で、くたくたのオーディエンスにはさすがにちょっと酷だったのかと。
地球の裏側からやってきた彼らにとっては(ホントはあちこちツアーしてた)
やりやすい時間だったろうけど、ニッポンでライブやるんだし、もっともっと
大盛り上がりになると思ってたんじゃないだろうか、とおもんぱかると
ちょっと悪いなぁともなりますが、そうは言ってもオイラは1年半ぶりの
セニョール・ココナッツ一点買いですから、この時間だけは自然に腰が
スィングしちゃう歓喜のひとときで、あとはくったりしていたらいいわけで
なーんの問題もありませんでした。
てなわけで、ぜひ次は単独でお越し下さいっ!!!
「coconutcount.mp3」
2006-10-06
予習と復習(+ママ引用)
きさぞう です。
秋の長雨とは言いますが、外はすっかり嵐の様相。短期決戦で
明日は晴れ、ならうれしいけれど、も少し”おしとやかに”
しとしと降ってくれりゃいーのに。。。
しかーし、やはり週末は爽やかな秋晴れの運動会日和を希望です。
なんてったって1年半ぶりにヤツらが帰って来るのですから!
なので、今日一日で、すべてきっちりしぼり出すのも可とします。
にしてもビショ濡れだっ。
ちょうど2週前の「笑っていいとも」の名物コーナー(この言い回し!)
「テレフォンショッキング」のゲストは高橋幸宏氏。
まずは恒例の、電報をご紹介、で、のっけからまさかの展開。
「トウキョウ デ アイマショウ」by アトム・ハート (!!!)
そもそも、幸宏氏がタモリさんに自身の新作と合わせて
セニョール・ココナッツ「Yellow Fever」を渡しつつ、の
話からスタートって展開に何かあるぞ、とは思ったが、まさか
「いいとも」に電報を打ってくるとは!しかも"クリスタルDENPO"って!!
終始、釣りの話で盛り上がるご両人だったが(川釣りで熊と会う、とか)
コーナー冒頭の出来事は、間違いなく歴史的重大な事件であって、
釣りどころの騒ぎではないのだ。
というのも、今からざっと、ん十年ほど前、月刊アイドル雑誌「明星」と
「平凡」のどっちかの付録の小冊子に”私の宝物を紹介”的な特集号が
あった。当時のアイドルたちの中に混ざって、どーゆーわけだかタモリさん。
(他にも、マーチンD-45が宝物、と、あのねのねなども)
で、そのタモさんの宝物は、自身がフィールド・レコーディングをした
「姉のトイレ」(!:確かこんなタイトルだった、ジャケも自作)とか
ピンポン録音でカットアップコラージュを駆使したカセット作品群だった。
「オールナイトニッポン」での、NHKニュースをズタズタに切り貼りして
架空のニュースをでっち上げるなど、タモさんの音響マニアっぷりには
(勝手にタモさんって呼ばせていただいております)、当時、小学生だった
身には、ほぼ狂ったおじさんとしか映らなかったが(アイパッチだったし)
振り返れば、タモさんこそ最初のhiphopアーティストで、レコーディング
エンジニアリングを意識させてくれた人で、真のカルトヒーローだったのだ。
(無論、自分にとってのだが)
その親愛なるタモさんが、アトム・ハートの電報を読み上げる!
トランペットとハナモゲラ語を四ヶ国語で乱射しまくる奇人が
ソングとトラックを縦横無尽に切り結ぶ魔人の名を呼んだのだ。
ラテンでYMOを、と言う幸宏氏の説明に、へぇ、としか言わなかった
タモさんだったが、25周年(!)の「いいとも」で、この高橋幸宏氏の回は
オイラの音楽史のミッシングリンクとなり得た瞬間だった。
というわけで、高橋幸宏氏、アトム・ハート率いるセニョール・ココナッツ
一堂に会しましての、sonar sound tokyo 2006 開催です。
どうせならタモさんもトランペットで、そしてご家族の哀しみを乗り越えて
コーネリアスも2日目にも参加してくれたら(勝手に希望で)、うれしいなぁ。
さっそく明日は、伊東さんと進くんのOptrumです。最近お会いしておりませんが
お元気、でしょうね!そして日曜は、これまた昨年の同会場で観た以来、
テノリオンの進化が気になりますの岩井俊雄さんもぜひ。いまだにワンダースワン版
使ってます。そしてそして、幸宏氏で、セニョール・ココナッツで踊りまくったら
最終日はヤンさん登場です。「フォーエバー・ヤン ミュージック・ミーム 1」を
読みながら em records のCD達で検証するのが、最近の楽しみです。
だってお次はaliciaがあるしね。
まだまだ暴風雨が収まる気配はありませぬが、てるてるぼうずを作って明日からの
楽しい週末に備えましょうだぞう!
チャオ、アミーゴ!!!
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以下、2005年の5月に書いたものより。。。
というわけで、今年は「日韓友情年2005」だったり
「日・EU市民交流年」でもあって「日本におけるドイツ2005」
なので、このゴールデンウィーク真っ最中にやって来たのは
アトム・ハートと称する、筋肉質の締まったカラダと
コワモテ過ぎるマスクを持ち合わせたドイツ人。
でも、在チリ from サンチャゴ!!
思えば下北沢の伝説の店、カルト・バー=ガラクタ飲み屋=
ライティングされた物置、、、だった「スリコミ屋」(ホントは
ちゃんとした名のある店だが)で、マスターH氏と二人っきり
アトム・ハート率いるセニョール・ココナッツの2枚目を
何度繰り返しターンテーブルに乗せたことか。
メレンゲなクラフトワーク流れる中、ヴィブラフォンを
買うとか、借りられる場所があるのだとか、カレーはウマい
じゃなくて効くかどうかだ、いいカレー食うとカラダの
悪いところが痛くなるんだ、下北沢の若い連中は金がないだの
金を払わないだの、夜な夜な繰り広げられる真実と虚偽も
マサラな客の話も、つまみはセニョール・ココナッツだった。
そんな想いをはせながら、渋谷のムラムラ坂道のド真ん中のハコ
地方から遊びに来たムラムラな(たぶん) 若人に囲まれる中、
総勢7+1名のプレイヤーたちの本気ラテン度全開っぷりに
フロアは老いも若きもオスもメスもいっしょくたの
汗も汁も液もほとばしりまくりだくだく状態となっていた。
ボンゴ、コンガ、ティンバレスを自在に行き来する
パーカッションは立ったり座ったりめまぐるしい運動量、
小さなカラダを全力でぶつけていくベースは組み立て式の
ウッドだからバラバラになりそうだし、とにかく吹きまくりの
テナーサックスと、吹いていない時の腕組みした中に抱き
かかえるトランペットの粋な姿にシビレ、左右に振られた
ヴィブラフォンとマリンバのマレット折れるって!の力強さは
ステレオパン効果となり 脳ミソを揺さぶりまくったかと思えば
太陽もいやがるぐらいの陽気さといなたさを合わせたラテン臭
たっぷりなボーカルが歌う踊るこーるあんどれすぽんす!
マイケルジャクソン、ディープパープル、クラフトワーク、
そしてシャーデーまでもが、すむーすおぺれぇたぁー、はいっ!
ってなかんじで客にマイクを向けるなんて、いったいどこまで
ノリノリになれというのだ汗まみれ胸はだけのラテン野郎たちよ。
だが、同じステージ上の脇では、ひとりだけ横向いて、
0.1mm単位でオーダーメイドしたよなカッチリしたスーツに
ネクタイ締めて、ほんのちょびっとだけ横揺れしている男が
涼しい顔して佇んでいる。
曲ごとのスタートストップ時に、クリック代わりの2-3、3-2を
刻むクラベスやギロをパワーブックから的確すぎるキューとして
送り込み、読み取れないギリギリに口角を持ち上げることが
たまーにあるぐらいの強面なのに、なぜ、ベネズエランボーカリスト
から、ボクらの頭脳、 われらのマエストロ、と呼ばれてるんだっ。
むぅ。完璧過ぎる演出じゃないか、面白過ぎるじゃないか、今月末に
観るカエターノより前に、こんな素晴らしい演奏見せられたら
今後何も楽しめないじゃないかっ!セニョール・ココナッツ!!!
ありがとう!グラシアス!!ボクらのアトム、アトム・ハート!!!
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