去る、4月20日(金)イベント「crossfade」は
無事終了いたしました。ご来場いただいた方々
(100名ほどいらっしゃったようです)
ありがとうございました。
みなさんの熱気やら、搬入搬出の道具や機材の
多さ重さやら、溢れかえる終電時間の駅の人々やら、
丸一日渦巻くエネルギーにあてられたせいか
リフレッシュに時間が掛かりまして
(なのでゲルマニウム足浴!など行ってみました)
ご報告が遅れまして、すみません。
おかげさまで、すっきり元気!!!
そもそも我らジオラマを目当てで来られた方々以外の多数のお客様の目に
どのように映ったのか大変気になっていることもあり、かつ、現場を見て
いらっしゃらない大多数のみなさんに向けて、ここでちょっと検証(というほど
大仰なものじゃありませんが)と、ご説明などさせていただこうかと思います。
実は、ジオラマ作「ドッペルゲンガー」は、今回で3度目の上演でして
さすがにこなれて、流れは良くなっているのですが、我々が想像する以上に
この作品、会場の雰囲気に大きく左右されるモノだったりして、なかなか
一筋縄ではいかなかったりします。そういう意味で今回のハードルは高かったぁ。
ジオラマの舞台は、小さなスクリーンに藤野真由子嬢の美しい切り絵が背景として
描かれ(35mmスライドマウントしたものを投影)これまた愛らしい切り絵たちが
その前を動く、というか我々の手で動かす、実に伝統的な影絵スタイルだったり
するので、紙芝居を見るごとく、膝を抱えて片寄せ合い、接近して見る、がベスト。
つまり、我々の小さな舞台(スクリーン:縦50cm・横80cm)を見るには、やっぱり
こじんまりしたところがハマるのですが、今回の会場は幅と奥行きがあったので
保険として、dvムービー撮影映像をプロジェクター経由で白壁投影、までして
対応を試みたのですが、距離感は(物理的にもキモチ的にも)縮まったのかなぁ???
視覚的なことのみならず音響的にも、すべてジオラマの作品は声ナシで音はナマ、
要するに、セリフなしだけどライブパフォーマンス(アナログのリズムボックス1台と
エフェクターを現場で駆使)という、はなはだ勇ましい(?)スタイルをとっているので
これまた、この抽象性に、じっと耳を傾けていただかねばならなかったりいたします。
というわけで、見るのも聴くのも我々の作品スタイルから、かなりの集中力を要する
ものとなっていて、それで、先に述べた『会場の雰囲気』は、とっても重要な要素と
成るのです。会場が広くて明るくてうるさくて、などは、もちろん、その日その場に
できあがった空気が、作品とじっくり向かい合うのを難しくしたりもするのです。
でも、この困難さこそがライブの醍醐味であったりするので、みなさんに、ぜひ
一度『ナマ』を見ていただければと思いつつ、上記の通り、しっくりしない感じに
なることもある、この相反する2つの妥協点、、、見つけました。web上で作品を
見てもらう、これです!(実は、知らぬ間にYouTubeにあげられてたりもしたのですが)
web版なら『ナマ』の持ち味はなくなるけど『会場の雰囲気』に左右されてしまう
こともなくなる、それでも、作品を見れないよりは多くの人に見ていただけるし、
しっくりしないなぁ、という、せっかく会場に足を運んでいただいたとしても
間々起こりうる事態からも回避ができる。ま、損して得を取る、って感じです。
そんなこんなをあれこれ考え、いよいよジオラマ作「ドッペルゲンガー」web版を
近日中に公開いたします。『ナマ』を見たが、ピンと来なかったみなさんには、
それぞれの会場(?)の、いい雰囲気で、そして、初めてジオラマを見ていただける
みなさんには、やはり次は『ナマ』を見よう、となっていただけるとうれしいです。
我々ジオラマは、もちろん、最高の雰囲気づくりをするために、作品そのもの、
のみならず、物理的にも、さらにはなんとかしてその空気みたいなヤツもウマいこと
できるよう最大限の努力は惜しみませんよ!(大変ご好評いただいた写真にあります
『おみやげ』もその一環であります。コツコツ夜なべして作った甲斐がありました)
というわけで、これからもみなさんのあたたかい目で、ジオラマをなにとぞ
なにとぞ、よろしくお願いします!(、、、最後は、選挙演説っぽくなりました)
では、コチラへどうぞ。→georama
2007-04-27
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